ピノー・ド・ラ・ロワール 2022 / ル・クロ・デュ・チュ=ブッフ
ワイナリー: ル・クロ・デュ・チュ=ブッフ
生産地:フランス / ロワール / トゥーレーヌ
品種:シュナンブラン100%
タイプ:白
ヴィンテージ:2022
栽培:ビオロジック
【ロワールナチュラルの重鎮ティエリ・ピュズラ】
※以下、インポーター(ラシーヌ)様情報
ピノー・ド・ラ・ロワール 2022
品種:シュナンブラン100%
植樹:1970年
位置:標高100m
土壌:粘土、シレックス
醸造:ステンレスタンクで8ケ月間発酵、木樽で7ヶ月の熟成
ピノ・ド・ラ・ロワールとは、シュナン・ブランの別名でもある。きりっとしたドライな酸と後味ではあるが、シュナン・ブランらしい、芯の濃密さを備えている。
生産者について
今を遡ること20年以上前、1996年にビオロジック栽培と、醸造時亜硫酸塩無添加醸造を開始し、今や堂々ヴァン・ナチュールの重鎮と畏敬される生産者。ドメーヌを運営するのはティエリーとジャン=マリのピュズラ兄弟。その家系は15世紀からモンティの地に続き、クロ・デュ・チュ=ブッフを所有。このクリュは、16世紀には国王フランソワⅠ世と王女クロードが、特に入念に管理したという記録が残る、由緒ある畑である。
畑には施肥も数年に一度にとどめ、40hl/haを上限とする低収穫を徹底。彼のワインは、若いうちから気取らず近づきやすいが、熟成を経て次々に現れる味わいは、“驚異のピュズラ・ワールド”との讃辞を浴びる。2010年以降のヴィンテージではさらに心機一転し、しっかりとした格調と気品、みずみずしさと緊張感を、ドメーヌものだけでなくネゴシアン・ワインにさえ表現してきた。2014年にはそのネゴシアンを09年よりともに運営してきた、ピエール・オリヴィエ・ボノムに譲った。
この頃からイタリア、スペイン、ジョージアの友人の造り手たちのワインを、フランスへと輸入することも始めた。2019年には兄のジャン=マリが引退し、ティエリーの二人の娘がワイナリーの運営に参画している。