ヴィンヤード：ヴェレゾンノート
醸造：テールドシエル（長野県小諸市）
生産地：日本 / 長野
品種：カベルネソーヴィニヨン、ネッビオーロ
タイプ：赤
栽培：ビオロジック
SO2：瓶詰時少量
アルコール度数：12%

2024.11.11試飲
梅や木苺のようなキュッとくる酸が特徴的。使用品種から想像するよりも柔らかく少し線の細い印象、タンニンは控えめ。やや揮発酸を感じますが個人的には気になりません。アフターには出汁のような旨味も。ネッビオーロの比率が高くエレガントなスタイルにまとめられています。もう少し香りの華やかさが欲しいかなとも思いますが、熟成によって開いてきそうな雰囲気はありますので、もう一息瓶熟させてからの方がより本来の美味しさを味わえるのではないでしょうか。


※以下、ヴェレゾンノート様情報
6ヴィンテージ目を迎えた看板ワインのExperience。
カベルネ・ソーヴィニヨンとネッビオーロのハーモニーが独特の味わいを醸すワインとして定着して参りました。
2022年は地球温暖化の影響が顕著に出始めた年。全般的に難しい年でしたが、気難しい気候の中でも元気に育ったのがネッビオーロ。これまでなかなか気難屋だったネッビオーロが、Experienceを助けてくれました。
なので、2022のセパージュはいつもよりネッビオーロが多め。華やかな香りで酸味と果実味と細やかなタンニンがとてもバランス良く、エレガントなワインに仕上がりました。
今飲んでも美味しいですが、熟成しても美味しいです。
自然酵母、無濾過、無清澄、亜硫酸は瓶詰時にほんの少しだけ。
醸造はテールドシエルの桒原氏。